金属塗装における塗料の役割と効果

金属塗装における塗料の役割と効果

2015年05月21日(木)12:48 PM

私たちが日常生活の中で使用している、金属(鉄、アルミ、銅など)、コンクリート、木材、モルタル、プラスチックなどからできた“物”は、その多くが「塗装」処理されています。この塗装には、大きく4つの役割があり、長期間そのものの価値を維持するため、また、その価値を高めるために必要不可欠なものといえるでしょう。そこで、この4つの役割とその効果についてご紹介します。

1.「塗装」をすることで“物”を守る!

私たちの周囲にある“物”は、日光の紫外線や雨風などによりサビが発生したり、環境汚染物質などにより傷みが発生したりするため、薄い膜で対象物を覆うことで劣化することを防いでいます。たとえば、一戸建て住宅やマンションなどの建物。これらが塗装されることで日光、雨、風などの影響から守られていることは、多くの方がご存じでしょう。このような、住宅はもちろん、商業施設、オフィスビル、学校、病院などの建物全てが塗装の対象となり、高耐候性塗料が使用されます。


*高耐候性塗料

屋外にあるものを、紫外線や雨風などの自然現象による浸食や劣化、また、気温差で生じる膨張や伸縮などから守ることができる塗料のことで、物が変色したり変形したりするのを防ぎます。

2.“物”をよりよくするための機能を付加!

機能性塗料を使用すれば、物に新たな機能を持たせることができます。たとえば、蛍光、蓄光機能塗料を使用すると、暗いところで光を放つことが可能。事故防止に役立てることができます。また、カビやサビ、結露などの発生を抑えたり、防臭、防汚、防虫、防水、防音、超撥水、抗菌、断熱、遮熱、静電気防止、耐久性などの効果を持つさまざまな機能性塗料がありますので、その一部をご紹介しましょう。


*落書き防止塗料

  • 粘着成分をはじくことで、スプレー塗料・油性マジックなどを使用した迷惑な落書きや、粘着テープや糊による張り紙を防止。さらに簡単に除去することができる塗料です。
  • フッ素と同程度の高耐性があるので、長期間、構造物を保護することができます。
  • 下塗りの色を損なうことがなく、また特殊ビーズを使用した均一な凹凸が得られるので、意匠性の高い状態に仕上げることが可能。室内における美粧仕上げにおすすめです。
  • スプレー・ローラー刷毛塗装(通常の塗装)の作業ができますので、特殊な塗装方法は必要ありません。
  • アルミ等の金属、鉄、アクリル等のプラスチック、セメント基材など、いろいろな素材に塗装することができます。

3.“物”に安全性を持たせる

上記「2」の“よりよい機能を付加する”ことと重なる部分がありますが、特に物に安全性を持たせることを目的とした塗装効果も見逃せません。耐衝撃、耐塩分、耐湿気、防サビなど、さまざまな安全効果が期待できます。


*ポリエステル、エポキシ樹脂などの粉体塗装

塗膜に厚みを持たせることができるので、耐衝撃、耐塩分、耐サビ効果を付加することが可能。強い衝撃や塩分による強い刺激により塗膜が剥がれ落ちることを防ぎます。
また、昔に比べて、仕上がり肌及び薄膜の調整も可能となりました。

4.“物”の美しく魅せることができる!

外観に色彩を付加することにより、より美しくすることが可能。さまざまな色があり、また光沢の有無も選択できるため、自由な外観を表現することができるでしょう。


このように、塗装を施すことで、さまざまな目的を果たしたり、問題を解決したりすることができます。私どもでは、お客様のご希望・ご要望に合わせて、どのような塗料が適しているのかをご提案させていただきますので、お気軽にお問合せください。



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